KP-5mikas はりぼての寄生虫

アイテム番号: KP-5mikas

オブジェクトクラス: a parasite

 

KP-5mikasは、誰かの紹介を通じて職場に侵入し、無断欠勤と内容が不備だらけの成果物提出を繰り返します。

 

無断欠勤後に自分から謝罪を行うこともなく、職員に指摘・注意されて初めて「スミマセン」と口にする性質がありますが、KP-5mikasの「スミマセン」は形式だけのものであり、当該事項が改善されることは決してありません。

 

 

KP-5mikasの自己防衛システムには、「スミマセン」の他、「スミマセン」で済まなそうな事態を引き起こした後に「やむをえない事情」をその場で初めて開示する装置が組み込まれています。

 

「やむをえない事情」により、社会的に庇護されるべき存在の一部として自己をアピールするこの傾向は、以前存在していたKP-5u2u(2018年記述)にも見うけられました。

 

KP-5mikasは非協力であることに加えて、自分の知性に自信を持っているようなそぶりを見せます。これは自己暗示にも近い繰り言であると考えられ、直近の指示を出している職員不在の機会が与えられた時、不備だらけの提出物を即座に『完成』させたと喧伝することで偽りの証明を試みている様子からも明らかになっています。

 

仮にKP-5mikasの所業の管理を放棄・放置した場合、中規模かつ制御されない社会的損害が引き起こされます。したがってKP-5mikasは、一見労基署に睨まれやすい企業・団体を弱体化させるための兵器としての運用可能性があるようにも思えますが、その場合も別の方策を検討した方が効率的でしょう。